松本清張著「眼の壁」カッパノベルス

 松本清張流の不気味さは健在。けれども、いまいち盛り上がれませんでした。
 よく考えると、松本清張って変なトリックが多いですよね。某先輩は、「砂の器」はバカミスだと吹聴していて、自分もそう思いますし。松本清張読みたいのならほかの作品から入ったほうがいいかもしれません。短編とか面白いので。
 

眼の壁―長編推理小説 (1958年)

眼の壁―長編推理小説 (1958年)