2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲーテ著「ファウスト(一)」新潮文庫

毎度のドイツ文学レビューです。 「世界文学」を目指した作者だけのことはあり、キリスト教から何から何まで様々な要素を文学に取り入れ、とてつもなく大規模な一遍にまとめ上げた作品です。 さてさて、感想をば。ファウスト自身のキャラクターは現代となっ…

バスコレ11弾のクオリティー

発売が何度も延期になっていた11弾ですが、ようやく発売になりましたね。今回はバスファンに非常に人気の高いキュービック特集です。都営のキュービックは最高です。あと、新潟交通も良かったですね。真っ赤な屋根にシルバーの車体が本当に格好いいです。 今…

なんぞこれ

http://www.syokoukai.or.jp/washimiya/ 鳥取県北栄町は歴史民俗資料館を潰して名探偵コナン博物館の「青山剛昌ふるさと館」を作っていましたが、これはなんというかもっとひどいですね。もっとセンスの良い町おこしを考えましょう。

聖火リレーは成功と言えるのだろうか?

正直、福原愛や欽ちゃんは怖かったと思いますよ。警官隊があんなにも取り囲んで(結果的に、取り囲まなくちゃ危険でしたが)沿道からの声援も届かず、なんのために聖火リレーやっているのだかわかりません。 以下、頼りのない解決策です。ネタです。(1)ダ…

鉄道博物館行って来ました。

うちの大学がネズミーランドで創立うん周年がどうのこうのと騒いでいる間、鉄道博物館に行って来ました。秋葉原の交通博物館が大好きだったので、正直あまり期待していなかったのですが、見事に裏切られましたね。本当に楽しすぎます。 中でも感動したのは2…

李香蘭見てきました

久々の観劇。 やはり面白かったですね。歴史がかなり丁寧に説明されていました。むしろ李香蘭の半生というよりも、李香蘭という媒体を通じて日本の歴史を覗いた、というような壮大なスケールの劇でした。個人的にはもう少し利香蘭にスポットを当てて欲しかっ…

二郎11店舗目

三田二郎行って来ました。感想は以下のとおりです。 まだ開拓の余地がありますね。 1位 横浜関内店(とろける豚、旨すぎるスープ) 2位 上野毛店(つけ麺は病みつきになります、あまり並ばない穴場) 3位 環七新代田店(麺が旨い、鰹節が濃い味をマイルド…

森雅裕著「椿姫を見ませんか」講談社

トリックはたいしたことないですが、ストーリーが面白いたぐいです。 森雅裕は会話の描写がセンス溢れていて、たまにクスッとくる感じです。これは処女作「モーツァルトは子守歌を歌わない」と似たような傾向でした。あの作品は歴史+コメディー+ミステリー…

東急東横線は平日5日連続で遅延

先週火曜日から東横線は毎日遅延していますね。水曜日以降は電光掲示板の数字が消える事態が多発して、今日は目黒線も遅れてしまったために大混乱となりました。東横線は最大で30分程度の遅延なんだとか。どうも、東横沿線はなぜか急病人が多いんですよ。…

レッシング著「エミーリア・ガロッティ」岩波文庫

戯曲。出だしの書き方はすごく魅力的です。 ただこの辺りの作品は執拗なまでに喜劇なのか悲劇なのか冒頭で明かしてしまいますが、個人的には最後まで伏せて置いて欲しいです。本を読もうとページをめくると、すぐに五幕の悲劇って書いてあるんですよ。できれ…

海野十三著「蠅男」講談社大衆文学館文庫コレクション

今一度探偵小説の基本に立ち返ってみます。これはミステリーという小説構造を丁寧になぞったような、改めて読んでみると非常に新鮮さを覚える作品だと言えます。その構造はまさに探偵小説の基礎で、物書きな方にはとても勉強になると思います。 さて、中身は…

田中ロミオ著「人類は衰退しました2」ガガガ文庫

田中ロミオのメルヘンシリーズの続編。 今回、ついにダークサイドが露わになりました。これは怖いです。さすがロミオさんですね。一見陽気で、あほくさそうな文章でも深く読めば戦慄すべき内容が描かれているのです。のほほんとした雰囲気が余計怖さを引き立…

交通網麻痺、傘が折れまくる

今日の夕方、全国のゴミ箱に大量の傘がつっこまれている光景が見られたでしょう。突風に煽られた幾数もの傘たちが見事にゲシュタルト崩壊し、無惨な姿となって処分されることを余儀なくされたのです。そんなわけで、自分のビニ傘君も三田駅付近の風に煽られ…

西澤保彦著「七回死んだ男」講談社文庫

面白かったです。今まで何度か西澤作品は読みましたが、その中で一番面白かったですね。 話はいわゆるループ系。主人公はある特定の日を何度も繰り返し、それの最終日が事実となり、それ以外は他人に忘れ去られるという特殊能力を持つ人です。西澤作品はこの…

引っ越しました。

家は臨港バス井田杉山町バス停のすぐそばなのです。 しかし、この井田杉山町というバス停に来るバス系統は原62系統なのですが、これが一日に六本程度しかこない系統なのです。 まあ、でもちょっと歩けば川崎市営バスの井田消防前というバス停があるので、…

旅行記写真付きver.

日本縦断温泉旅行記の写真つきバージョンをアップしました。 こちらからどうぞ。 http://www.geocities.jp/kikuties/bath1.html

国家による「デブ」の差別

今日からメタボ検診の制度が始まりました。メタボリックシンドロームという言葉はどこからともなく現われ、爆発的にヒットしましたが、要は「デブ」なんです。メタボの方には詳しい定義があるのかもしれませんが、デブをそれに当てはめればいいだけなんです…