外湯めぐり 八番湯・神明滝の湯

 このように、源泉から出る樋には木の板がぶら下がっていて、お湯の量を調節したいときにこれを樋に差し込む。左右のどちらかを差し込むかによって湯量が異なるので、細かい調節が可能だ。お湯を止めてしまうと、差し出し口ではなくもっと手前からお湯がそのまま排水溝へと流れていくシステムだ。なんともぜいたくだ。

婦人病に良く効き、子宝に恵まれる湯とのこと。そこまで浴槽は広くなく、最初に手をつっこんだときにかなりの熱さを感じたが、しばらく水を入れていたらいつのまにか適温になっていた。
 無色透明で特筆事項はない湯だが、入っていてきもちよかった。この湯に無料で入れるなら、ここまでやってきた価値もあるだろう。

 初日の外湯めぐりはこれにて終了。あとは旅館のお風呂に入ったりしたが、詳しいレポートは翌日分に記載する予定である。途中の玉村ギャラリーで買った酒を飲みまくり、けっこうべろんべろんに酔っぱらった状態で眠りについた。