外湯めぐり(再) 四番湯・竹の湯

 日も暮れて夜になり、再びここを訪れてみるとなんとか入浴できる温度になっていた。相変わらず水をドバドバ流しながら入ると、床はタイルでありながら浴槽は木造のため、非常にいい雰囲気と香りが楽しめる。源泉がこんなに熱くなければ非常にいい湯なのだが……なにかいい方法はないだろうか。一応通風に効くらしく、ゆっくり入浴して患部を暖めると効果あるらしいが、はっきりいってそれどころではない。二回目に入ったときは落ち着いて入浴できたものの、長湯できる温度ではない。
 まあ、これで堂々とスタンプを押すことはできる。九つの湯を達成するのもようやくゴールが見えてきた。それにしても梅がないのはなぜだろうか、梅毒の関係だろうか。