虹橋紀行

いやはや、自分でもびっくりするくらい充実した一日だった。とくに午後。

○朝
目黒駅から大学まで都営バス。もちろんもやしだった。

○試験終了
 終わった。大学を出て、とりあえず田町駅に向かう。
 当初は武蔵小山の温泉に行く予定だった。
 そして今は定期券が切れていて、いろんな方法で家に帰る方法を模索している。
 東急沿線のどこかの駅までたどり着くことができれば、あとは問題ない。
 今まで試した方法を列挙するときりがないが、とにかくやり尽くした感があった。
 残っているのは馬鹿としか思えない迂回ルートと徒歩くらいだった。

 大井町駅まで歩こうかと思い、地図を見た瞬間、とあるモノが目に飛び込んできた。
 そしてほぼ同時に、お台場から大井町までバスが出ていることが脳裏をよぎる。
 うん、多分発想がおかしいよね。

○レインボーブリッジ
 大学からすんごく近いのね。
 田町駅の反対側の道をずっと歩いていくと、東京モノレールの橋をくぐって、やがて見えてくる。橋桁付近の公衆便所に入ったら外国人が手洗い場で沐浴していた。
 気を取り直し、変な施設の中へ入っていくと、得体の知れないエレベーターがあって、上へとあがった。ちなみに、歩道はレインボーブリッジの道路を挟むように両側あり、今回通ったのはノースルートと呼ばれる北側の通路。
 エレベーターが最上階につくと、隣りを高速でトラックの類が通過していく結構恐い場所にたどり着いた。わりと車の近くを歩く。そして、大型の車が通り過ぎると足下がグラグラ揺れる。多分高所恐怖症の人は無理だろう。
 今朝は雨が降っていたものの、視界はすばらしい。とにかくずんずん歩いて、前を歩いていた学生カップルを追い越し、お台場側に到着。

お台場海浜公園
 海である。
 夏になると賑わう砂浜も、冬は当然誰もいなくて、変な鳥がガアガア鳴いているだけだった。一人で砂浜を歩き、海水に手を浸した。そんなに冷たくはなかった。さすがに泳ぎはしなかった。

京急バス
 砂浜から陸地にあがると、フジテレビの横を通り過ぎ、台場駅前から大井町行きの京急バスに乗った。路線バスなのにシートベルトがあって、途中首都高の東京湾トンネルを経由して青物横丁、大井町と停まっていく路線。八潮パークタウンの辺りで高速道路を降りる際、かなりアグレッシブなことをするので楽しろい。今まで乗る機会がなかったのだが、それを恥じるほどなかなか良い路線だった。

武蔵小山温泉「清水湯」
 大井町から急行で大岡山、そこから目黒急行で武蔵小山と乗り継ぎ、駅から歩いて5分の温泉へ。料金は450円。最近リニューアルしたらしく、施設はとても綺麗。蒲田などで見られる東京独自の黒湯温泉と、かなり療養効果が見込まれる塩化物系の黄色いお湯の二種類の源泉が楽しめる。寝椅子など、くつろげるスペースもあり、雰囲気もなかなか。やや狭いのが欠点であろう。あと、どの浴槽もお湯の温度が同じでやや低め。熱いのが一箇所は欲しい。しかし、大学帰りに気軽に寄れる所なのでとってもお勧めである。

○目黒二郎
 武蔵小山から急行で一駅。17時50分くらいに並んで7番目。今日はとても美味しかった。

電車でGO!
 二郎前の大鳥神社バス停から東急バスで渋谷へ。最初は三菱が来たので次を待とうと思い、後ろのおばさんに道を譲ったら思いっきり不審がっていた。バスの車種で乗るの決める人あまりいないもんな。
次にやってきたのは日野ブルーリボンシティのフルフラット。これには乗った。渋谷に着いても時間がちょっと余ったので、うえじゅんさんに教わった秘密の場所で運転練習。相変わらず上達しない。

○池86系統
 渋谷から新宿伊勢丹前までは都営バス。副都心線が開通して減便になったが、相変わらず乗客はいてとても混むので、以前はもやしを多く導入していた路線だったものの、最近はめっぽう減ったらしい。今日乗ったのはD代の三菱製の変な奴で(D210)、座席がものすごく少ない。変な荷物置き場みたいなのがいっぱいあって、座席は20人も座れない。なんなんだこれ。まだこんな変なバスが残っていたとは。まあ、運転のアグレッシブさと運転手のアナウンスがわりと面白かったので許す。

空の境界 第6章
 本日のメインイベント。映画館、新宿テアトルにて。
 番外編としてあまり人気のない6章。鮮花ファンの自分としては期待したいところだった。
 謎解きは若干はしょり過ぎたかなという気がしないでもないけど、ミステリー的考察云々の前にバトルシーンが高まること高まること。映像にするとやっぱりすごいなあ。激烈に楽しかった。
 そして次回に期待せざるを得ない。前原圭一で猛特訓した保志総一朗の狂った演技に期待大ということを友人と話した。

○帰宅
↑今ここ。