瓜ヶ谷やぐら訪問

 長谷駅から大仏裏を抜け、ハイキングコースをひたすら進み、銭洗弁天や源氏山公園、佐助稲荷などに立ち寄って目指したのがこの地。
 日野俊基を祭神として祀る葛岡原神社から北鎌倉駅方面へ抜けるルートの途中に開けた場所があります。神社から歩いてすぐのところです。北鎌倉方面を向いて、自分の右側に「海蔵寺」の屋根があるのを確認して下さい。わりと近めのところに長い屋根が広がっているはずです。
 見つけたら、自分の左側を見ましょう。木々が生い茂っている谷があるはずです。獣道のような、草木がちょっと抜けている場所を見つけたら、そこがやぐらへの通路なので、最初の下り道は滑りやすくきついですが果敢に降りていきましょう。

 最初の数10メートルは土が足下から崩れていく感じで非常に歩きにくいですが、足下を確認しつつゆっくり降りていきましょう。やがて歩きやすくなります。生い茂っている草木を避け、倒木をなんとか攻略し、森の中をひたすら進んでいくと畑が見えてきます。

畑に出たら右方向へ。左側に畑を見ながらあぜ道を進み、やがて畑の端まで来ると、右斜め前方向に道が続いています。その道を登っていき、踏み段を登っていくと目的地に到着です。

一番手前のやぐらは地蔵菩薩像が穴の真ん中に座っていて、周りの壁には仏教チックなレリーフが彫り込まれています。こんな感じのやぐらが5カ所くらい存在します。


帰り道も大変ですが頑張って帰りましょう。


圧倒される雰囲気なので、みなさんも鎌倉を訪れた際は是非足を運んでみて下さい。