三葉著「身体も心もボクのもの はじめてのSMガイド」一迅社

 大ヒット作「30歳の保健体育」の続刊がこれ。
 わりと詳しい。
 当たり前のことがもっともらしく書いてあってとても面白かった。
 しいていうなら「Mの楽しみ」の章はもうちょっと長くてもいい気がするけど、まあ入門書として不備はないだろう。
 本当にやろうと考えている人は傍らにこの本を置きながら、やる予定のない人はある種のファンタジー文学だと捉えて読むのがいいのではなかろうか。どうしてもやりたいならそれなりのお店に行くとか。
 SMが一つの愛情表現だということに異論はない。

身体も心もボクのもの ~はじめてのSMガイド~

身体も心もボクのもの ~はじめてのSMガイド~