町全体がお祭り状態、川越まつりの威力

 川越祭りに行ってきました。一般バス路線は町を大幅迂回しての通行、川越の観光地を巡回するバスは完全運休という事態だったので、いったい何事かと思いきや、なんと川越駅のすぐ北から裁判所の辺りまですっぽり交通規制区間となり、ここの間はまったく車で通れなくなるんですね。とくに、西武線本川越駅はすっぽり交通規制区間の中に入ってしまうので、いやーすごいすごい。
 で、この交通規制区間の全域に渡って出店がずらりと並ぶわけです。太麺焼きそばで有名な蓮馨寺の境内にはなんとお化け屋敷までありました。
 17種類の山車が街中をうろつきます。山車の周辺は人がごったがえしていて、満足に歩けません。特に蔵造りの町並みの通りはまったく身動きが取れなくなるほどの賑わいでした。

全部撮ったわけではありませんが、写真とともに祭の雰囲気が伝われば幸いです。


↑志多町、武蔵坊弁慶(県指定文化財


↑大手町、天鈿女命(県指定文化財


↑三久保町、源頼光(市登録歴史文化伝承山車)


↑通町、鍾馗


↑西小仙波町、素戔男尊(市登録歴史文化伝承山車)


↑中原町、河越太郎重頼(市登録歴史文化伝承山車)


↑松江町二丁目、浦嶋太郎(県指定文化財


↑野田五町、八幡太郎


 本川越駅近くに「川越市産業観光会館 蔵里」という施設が10月にオープンしたばかりとのことで行ってきました。中は川越市の特産品を売っていたり、お食事コーナーがあったり、情報コーナーがあったりします。もちろんお酒の販売も行っていて、COEDOの生ビールが飲める数少ない店舗のひとつになっています。伽羅と紅赤がそれぞれあります。


 ビールだけでなく、川越といえば鏡山も有名ですね。なんと、ここでは純米原酒を200円でチャレンジすることができます。そこら辺の日本酒とはわけがちがいます。これは本当に美味しいですよ。是非お試しあれ。


本川越の駅前もこのような感じでどんちゃん騒ぎです。


祭は夜まで続きました。こんなに元気のある、町が一体となった祭は初めて見たかもしれません。連続テレビ小説「つばさ」が終わってもなお、この町は輝き続けるでしょう。