そして年の瀬……

 本年もお疲れ様でした。こちらは大学入学、免許取得、バイト開始、色恋沙汰の見物(笑)など色々ありましたが、何はともあれ何とか年は越せそうです。先ほどまで東京MXテレビでやっていたアルプスの少女ハイジを見ていましたが(今日が最終回)、宮崎駿の演出はすばらしいですね。原作もさることながら、ジブリ作品の潮流ここにあり、といった気がしました。じーさんのキャラクターは恐らく宮崎駿本人を重ねているのではないかと。最終回で雪の中、ハイジとペーターが春になってクララとの再会を喜ぶシーンなんか、雪がふわっと消えていって、「平成狸合戦ぽんぽこ」のあの感動的なラストシーンにそっくりで、涙腺が壊れっぱなしでした。ヨーゼフはどことなくトトロっぽい(でも仕事に忠実なんですよね)。クララは「カリオストロの城」の幽閉されたお嬢様でしょうか。今まで悪役扱い(?)されていたロッテンマイヤーも、最終回ではクララと歩行の練習をして、「随分上達されましたね、これならばアルムの山へ登れますよ」と気の利いた台詞を吐きます。ロッテンマイヤーも悪い人じゃなくて、ストーリーに欠かせない人物なんですよね。彼女だけでなく、全ての登場人物や動物が一つの物語を作り上げている、物語創作の崇高なるお手本のようなアニメな気がしました。色々参考にしたいところです。
 って、何でこんな話になったのやら(笑)。最後に宣伝を。私の友人が作った動画がニコニコにアップされたそうです。「国防戦隊レイダーファイブ」と検索かけてみてください。ようつべにもあるそうです。
 それでは、何だかカオスでNice boat.なブログになってしまいましたが、皆様良いお年を。来年もモニター前で逢いましょうw。