桜こう著「僕がなめたいのは、君っ!」ガガガ文庫

 ガガガ大賞受賞作。コメントに、「植物というネタは将来性がある」とか、そういう訳のわからないコメントがあったので読んでみました。実は、自分は以前に植物ネタのライトノベルを書いてみたんですよね。それと比べて話はどうかな、と考えてみたりもしましたが、まあここでは比較はせずに思ったことを書きましょう。
 設定などはいわゆるラノベです。キャラクターが薄い感じがしたかな。もうちょっと濃くしてもいい気がします。なんかエロティックな事態が進んでいく以外、途中まではつまらなかったんですが、最後の方で何かと超展開があり、設定不足だろうと感じながらもまあ面白く読めましたよ。最後は何が起こったのかよくわからなかったです。そんなわけで、高評価を与えるべきなのかどうなのか非常に微妙な作品でした。タイトルはいいと思います。
http://www.geocities.jp/kikuties/green
↑そして私が書いた植物系ライトノベルはこちら。

僕がなめたいのは、君っ! (ガガガ文庫)

僕がなめたいのは、君っ! (ガガガ文庫)