ハイネ著「ハルツ紀行」岩波文庫

 もちろん絶版。僕が持っているのは岩波文庫の昭和12年のバージョンで、一回り本が大きいんです。だからブックカバー入らず。神保町で買いました。
 簡単に言えば、主人公がいろいろ散策して、幻想的なことやいろんな人に出会う話です。想像力というか、妄想力が本当に豊かです。

私は彼女の手を握って言った、「私は綺麗な花と接吻がすきです。人が進んで呉れないものは盗むまでです」と−−そして、いきなり彼女に接吻した。

 うん。爆笑。

ハルツ紀行 (1949年)

ハルツ紀行 (1949年)