東武バスを中心に

本日の経路

元住吉→日吉→神保町→岩本町→(徒歩)→秋葉原→(TX)→北千住→越谷→草加→大師前→(東武バス日野もやし)→西新井→(都バスE代富士重7E)→王子→(徒歩)→志茂→元住吉

ヨドバシカメラ(買い物)

○撮りバス(越谷)

 東武伊勢崎線の春日部以南はあまり馴染みがなかったので行ってみた。めちゃくちゃ暑い。駅に隣接していた「ポポラマーマ」で昼食。スパゲッティーが390円という安さのわりに、この麺がすこぶる美味しい。志木に店舗があって、部活帰りに友人としょっちゅう通っていた思い出の店でもある。センター北か南のどっちかにもあるので、是非行ってみて下さい。ここはガチです。
 それで、越谷に行った本当の理由は、この写真を撮影すること。

 なんとか成功! 浦和レッズ色に染まったこのバス、なんとこの世に一台しか存在しないので(Wikipedia情報)うまく撮れるか不安だったが、大満足の結果に。わざわざ越谷まで行った甲斐があった。
 鉄道の撮影のために笹子まで行く人がいるのだから、バス撮影のために越谷まで行く人がいても問題ないでしょう(笑)。

○撮りバス(草加

 煎餅の町……と言っても、駅前には謎のオブジェとサトーココノカドーしかなく、反対側の出口からちょっと歩いていくと煎餅屋発見。

 ある意味、もっとも有名な埼玉名物かもしれません……。
 あとはひたすら撮りバス。

○大師参拝(大師前)
 なんとここまで三回伊勢崎線に乗っているが、三回とも東急8500系という、愛されているのか呪われているのかよくわからん結末に。本日初めて乗った東武車両は大師線の二両編成だった。大師線は初乗車。


 大師前駅はかなりかわっていて、なんと改札口が存在しない。駅員が立っているわけでもなく、そのかわりに西新井駅の連絡口に大師前駅の改札・券売機がある。これはなかなか興味深かった。
 大師前駅から西新井大師までは徒歩すぐ。西新井大師西からは結構歩くので注意! そんなわけで、西新井大師を参拝。感想は……。

ふーん。

○温泉研(西新井)
 帰りは東武バス。西新井に着いたら日野もやしがわんさかいてビビった。東武バスは日野もやしばかりである。どうしてももやしに乗りたい人はここに来るといいかも。
 さてさて、ここで温泉研。
 駅前徒歩3分のところ、フィットネスクラブの真下に存在。料金ははっきり言って高いし、温泉施設もシンプルなもの。お湯はきれいな金色で、塩分がもの凄く、かなり暖まるが、残念ながら掛け流し浴槽は存在せず、温泉浴槽二つとも循環とのこと。
 ここの特筆事項はなんといってもリラクゼーション施設。四階にあがると、ふつうの日帰り施設なら一つしかない「韓国式アカスリ」「タイ式マッサージ」などの施設が、とにかく沢山ある。ここのキャッチコピーはリラクゼーション施設で世界めぐり。大概のコースは入浴料以外に高額な金をぼったくられるのだが、唯一「サンゴオンドルルーム」は無料開放していて、床の暖まった部屋の中で横になり、程良い汗を掻きながら寝られる。
 オンドル式というのは蒸気の熱を利用して床自体を暖める方法で(つげ義春のマンガにあったはず)、日本では秋田県にある後生掛温泉などで湯治客のための宿泊施設になっている。本場では2000円程度で宿泊できるので、秋田に行く際は利用してみてはいかが?
 そんなオンドルがまさか都内で体験できるとは……。wktkしながら行ってみたら、暗くてなま暖かい謎の空間で、個人的にはおもしろかったものの、ふーん程度で済む人もいるかもしれない。あと、どうやらここでヨガ体験のプログラムがあるらしい……何なんだ、西新井は。エスニックすぎる。
 その他、個別に分かれたリラックスチェアでテレビを見られる施設もあり、温泉の質はまあまあなものの、リラクゼーション施設としては好印象。僕の趣味とはややずれるけれども、疲れた方は足を延ばしてみてはいかがだろうか。出場後、だいぶ足が軽くなった。

○神社研(王子)
 王40系統は池袋と西新井を結ぶ都営バスのドル箱路線で、本数も多くとにかく面白い路線。ここの管轄が北車庫で、まだまだ富士重工車体の良い車両が来るし、ハイブリッドやCNGなどもスジに入るので、少し待てばいい車両が必ず来るおすすめの路線だ。
 荒川土手バス停を過ぎると荒川を渡る。晴れの日はとにかく風光明媚。高速道路が若干混雑しているようだった。1000円厨ざまあ。
 豊島五丁目団地というバス停を過ぎるが、ここがとにかくすごい。写真に収めるのを失念してしまったが、団地専用のどでかいバスロータリーがあり、昭和の残滓を色濃く残している団団団地がそびえ立っている。この光景はすごい。友人のはら○つ君なら間違いなくエクスタシーを感じるだろう。
 王子駅前に到着すると、楽しいバスがいろいろ停車していたので撮りバス作業を続行。

 これなんか興味深いのではなかろうか。LEDだが、ハートのマークが入っている。王子の近くにハートアイランドという団地があり、ここを経由するバスにはこの愛らしい表示が入るのだ。都営で方向表示にイラストを入れるのは、ここと、あと梅01系統くらいだろうか。梅01系統の方は梅の木が入る。


 王子駅の裏に出て、すぐ近くに音無親水公園という、アイマス厨が飯能しそうな公園がある。小川沿いに水車なんかがあしらってあって、なかなか風光明媚。駅前すぐのところにこんな落ち着いた空間があるのは最高だ。ちなみに、ここは「日本の都市公園100選」に選ばれている。

 そして、公園の対岸には王子神社。参拝を済ませ、さらに歩いていく。
 駅から10分ほどのところに王子稲荷神社。この神社はかなり変わっていて、いわゆる正門のところは日中のあいだは使えなくなっている。夕方になっていたので、僕は正面から出ることができたが、普段は裏口から出入りしなければならない。

 なんとこの神社、幼稚園と完全に融合しているのだ。園児がいる時間帯は正門を閉めるという寸法。ちなみに、正門入ってすぐの手水舎は、子供用の砂場に魔改造されている。
 神社の本堂自体はありがちなのだが、参拝を済ませてすぐに帰ることなかれ。この神社で面白いのは、さらに奥へと進んだところにある。

 朱塗りの鳥居を何本も抜けると、さながら小迷路のような場所にたどり着く。

 階段を上っていくと、狐のほら穴と書かれたよくわからない場所に到達した。御利益のある石もあった。小さいながらも見所満載の神社と言えよう。

 さらに道を進んでいくと名主の滝公園がある。ここはテレビでも度々取り上げられる究極の癒しスポットで、夏でも涼しさに満ちた森の中を散策し、マイナスイオン(笑)をたっぷり浴びながらくつろぐことができるのだが……残念ながら閉園時刻がせまっていて、それでも中へと突き進んでいったら管理人のおっちゃんに止められてしまった。悔しい。
また来よう。

○散策+ラーメン(王子神谷


 北とぴあを眺めながら鉄道の見える陸橋を渡り、貨物線の線路沿いにひたすら歩いていく。目の前にはでかでかと木のイラストを配した建物があって、今まで正体がわからなかったのだが、どうやら製紙工場関係らしく、JR貨物のコンテナのターミナルが裏に存在していた。
 そのまま、地図もなくただ勘を頼りにぶらぶらと歩いていくと、東十条商店街に行き着いた。どうやら道は合っていたようで、無事北本通りに出ることができた。
 当初は王子神谷まで歩いて帰宅する予定だったのだが、親から連絡があり、家に何もないからどこかでメシ食って来い、とのこと。

 さて、どうしようか。

 王子神谷の近くにはこれという飲食店が見当たらない。あきらめかけたそのとき、とんでもないことをひらめいてしまった。

 ラーメン二郎系の「富士丸神谷本店」が近くにあるではないか!

 北本通りに出て環七を越え、ずっと歩いていくとようやく到着。

 18時頃到着。本来なら18時に開くはずが、この日はちょっと遅れていて、結局食べ始めるまでには40分ほどかかった。
 前日に蒲田のラーメン大を食べていたこともあり、またこの日は猛暑だったこともあり、食欲はほとんどなくて、やむを得ず「少なめ」を注文。それでもそれなりの量があった。
 ブタは大きく、とても美味い。麺がホギホギしていて、僕の好みではなかった。あと、スープが濃い。甘ったるく、非常に油っぽいので、なんというか、二郎の悪しき部分を濃縮した感じ(僕が悪しきと思っているだけで、これを好む人もいっぱいいる)。もうちょっと食欲あるときに来た方がいい。完食はしたが、わりとしんどかった。

 帰りは志茂駅から元住吉まで一直線。ちなみに、志茂駅の近くには都バスの北車庫がある。

 志茂駅にあった書棚。ちょっと、セレクションが怪しい……。

ねじ式 (小学館文庫)

ねじ式 (小学館文庫)