巾着田の曼珠沙華が見頃

 高麗へ曼珠沙華を見に行きました。
当日は西武池袋線臨時電車が大増発。特急高麗行きという、この時期にしかお目にかかれない行き先表示もありました。
 高麗駅から15分ほど歩くと、巾着田に到着です。以下の写真のように、手前側中央部はコスモスが無数に植わっています。

 公園の奥の方まで行くと入場料を取られる場所があり、200円を支払って園内へ。公園の外にも群生しているんですけれども、やはり中の様子は圧巻。







 西武やJRの駅に広告が貼ってある影響で、かなり多くの人が来場していましたが、園内はわりと広かったので、そこまで窮屈な思いはしませんでした。

 一般の来場者は園内を一周し、車で帰ったり高麗駅へ戻ったりするのですが、もちろん私の旅行はこれで終わるはずがありません。

のどかな道を進み……

高麗川を渡って……

巾着田から2〜3km歩き、ようやく聖天院に到着。入場料は300円。

お参りします。手前には福島名物の三春滝桜が植わっていました。

圧巻だったのが以下の写真。寺院の造成中にできたもので、石灰岩が雪山のようになっています。手前には浄財入れがあり、こういう自然の営みをも信仰の対象にするのが日本人らしいですね。

再び移動。


高麗神社。
以下の写真に看板がありますが、小さく「句」の字が入っているのにお気づきでしょうか。
高麗神社の祭神は高麗王若光で、この人は高句麗からの渡来人です。高句麗の高い技術水準をもって日高市近辺の開拓に携わり、亡き後は先祖である若光を偲び、高麗家の子孫が代々宮司を務めているのだそうです。そのため、聖天院を含め、日本の自寺仏閣からはちょっと離れた、韓国っぽい建築・雰囲気が感じられます。

急な山道をひたすらあがっていったところに小さい祠がありました。なんだか、クロスチャンネルの某シーンを彷彿させます(笑)。ちなみに、この祠の奥の道をずーっと進んでいくと、高麗家のお墓があります。山道をかなり登り、夕方になりかけていたので、雰囲気はかなり怖かった(笑)。

帰り道に牛がいました。

高麗神社から歩くこと30分ほど、高麗川駅に到着。
途中、まるひろファミリーの駐車場にある焼き鳥屋に立ち寄り、東松山名物の「かしら」を食べたのですが、味噌だれが効いていて美味でした。肉の質もかなりいい。そして、店員がイケメンでした(笑)
高麗川駅はかわいらしい駅舎です。

キハ110系は名車だと思います。