浅暮三文著「ポケットは犯罪のために 武蔵野クライムストーリー」講談社ノベルス
ははーん。
これは浅暮三文の小説の中で一番面白かったかもしれない。
まず、文章が読みやすいwww 短編かついつもより軽快な文体でストーリーがずんずん進んでいくので、浅暮三文の文章が苦手な人でも読めるはず。
そしてお洒落な小ネタがわりと面白い。浅暮作品の中で最もミステリーやってる。とはいえ、ノリは森博嗣の「水柿助教授」シリーズに似ているけれども。
オチは時雨沢恵一を彷彿とさせるびっくり感。結構驚いた。メタノベル的な意味で。
ポケットは犯罪のために 武蔵野クライムストーリー (講談社ノベルス)
- 作者: 浅暮三文
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/10/06
- メディア: 新書
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