星山温泉と北鎌倉の寺社

 本日も稲龍神山スポーツランド行ってきました(詳細は2009年5月13日の日記参照)。いやはや、いつ行ってもいいものです。日当たりが悪く、水気があってなかなか焚き火がつかないと主人の方は嘆いていましたね。


 それから北鎌倉へ移動。次に向かったのは東慶寺です。かつては女性が夫と離婚する唯一の方法が尼になることで、離婚したい女性がここに駆け込んだ結果、通称「かけこみ寺」という呼称がついています。


 尼僧を数多く輩出したその歴史から見ても、鎌倉の大胆で力強い他の寺社仏閣とは大きく異なり、繊細で穏やかな雰囲気が漂います。寺院の敷地内の大半はお墓になっていて、むき出しの岩場に大量の苔が生えています。地面には銀杏の黄色い葉が舞っていてさながら黄色い絨毯でした。




 お次は建長寺

 こちらは鎌倉五山の中でも最も重要な寺院で、先述した「大胆で力強い」雰囲気がそのまま当てはまります。仏殿や法堂は特に荘厳でした。







 しかし建長寺も半僧坊の方へ歩いていくと一気に自然の中へと溶け込んでいきます。紅葉の見事さに数多くのカメラマンが思い思いの方法でシャッターを切っていました。日差しがまぶしいですが、頂上から眺める相模湾と富士山は言葉では言い表せないほどの光景だったと断言できます。四季折々の表情を見せてくれる鎌倉。まだまだ魅力は隠れていることでしょう。




↑見えにくいですが、一応相模湾です。

実りある一日でした。