世界無名戦士の墓

 越生といえばこちらも有名でしょう、埼玉県の心霊スポットの定番。世界無名戦士の墓です。
 さくらの山公園をひたすら登って山の上にあるのですが、このさくらの山公園自体オフシーズンで誰もおらず、不気味な雰囲気が漂っていました。

 で、今まで登ってくるだけで大変だったのに、またこの階段ですよ。


由来はこんな感じです。


とりあえず到着しました。


中は物々しいです。


階段で上にあがるとこんな感じです。確かに異様な雰囲気は漂っていましたが、結局何も出ませんでした。


 そんなわけで心霊スポット巡りという名の”山歩き”を終わらせて再び町まで戻ってきたのですが、越生の町は本当にしーんと静まりかえっています。かつては観光地としてあれだけの賑わいを見せたのに、町自体が疲弊しちゃっているような印象を受けました。黒山三滝周辺は自家用車も多く停まっていて、観光客もちらほらいたのですが、越生の町には人影すらなくて……心霊スポット巡りをした後なのに、ある意味こっちの方がぞっとしました。現状としては、多くの地方都市と同じくクルマ社会なのでしょう。
 東武越生線自体は1時間に4本もあって、八高線に比べるとかなり便利なんです。池袋までのアクセスもそんなに悪くないのですが、坂戸の乗り換えが面倒だとか、バス路線の未発達など、公共交通機関がもうちょっと頑張れないかなーと願う次第です。この辺りに来ると、公共交通機関超冷遇の群馬県と似たような雰囲気になってしまっています。
 隣のときがわ町にはイーグルバスが入り、越生駅にも銀色のバスが乗り入れてくるようになりました。このような新規参入の流れもあります。ただ、是非とも川越観光バスに頑張って欲しいですね。