首都圏大回り旅行

　かねてから念願だった首都圏大回り旅行、今日こそ行こうと前々から計画していたのですが、ついに行ってきました。それで、出発直前の朝、日経新聞の春秋のコーナーを見たら、どういう訳か「大回り」に関する記事が出てきてビックリ。なんという偶然でしょう。
　なお、今回の旅行は途中退場が一回もなく、話題が鉄道系ばかりだったので旅行ではなく鉄道のカテゴリに入れました。
　そんな訳で、今日のコース紹介です。本当はもっと千葉県の方も行きたかったのですが、都合によりカット。
川崎→（東海道本線）→茅ヶ崎→（相模線、横浜線直通）→八王子→（八高線）→高麗川→（八高線）→高崎→（両毛線）→小山→（水戸線）→友部→（常磐線）→上野→（京浜東北線）→大井町

　これで160円なり。
　朝早かったんです。それで、１１時間近くずっと電車に乗ってました。乗り換えで時間とれたのは高麗川駅と小山駅の２０分くらいで、それ以外は１〜５分乗り換えの超過密スケジュールでした。
　相模線はとろとろと進み、横浜線に直通したらいきなりスピードアップ。
　八高線の高麗川駅ではわりと時間がとれたので、腹も減ったし何か買おうかなと思ったけれど、駅構内には自販機以外なにもなく、旅行の都合上駅の外に出ることもできないので、仕方なしにＭＡＸコーヒー飲んで飢えを凌ぎました。それにしても八高線の「高」って高麗川じゃなくて高崎なんですね。八王子から乗ると川越線に直通して川越まで行くのでややこしいです。それも高麗川〜高崎は非電化だからで、この区間は僕の大好きなキハ１１０系で運行しています。
　八高線非電化区間は最高でした。夏の旅行以来久々にローカル気分を楽しむ。窓の外には秩父の山が広がり、村の人々が稲の収穫に勤しんでいるようで。
　そうなんです。もうここで僕は満足してしまったのです。
　高崎駅にＤＤ５１がいてビックリ。なにかのイベントだったのでしょうか。しかしそこでも乗り換え時間は６分ほどしかなかったので、大急ぎで写真を撮って昼ご飯を買い、両毛線に乗りました。
　配色のセンスが悪い107系だったのですが、ロングシートは萎えます。どうせなら昼ご飯は旅情気分満載のキハ110系で食べたかった。
　そんなわけで両毛線は二時間ほど乗っていたのですが、さすがに飽きました。
　小山にようやく到着。そしてデジャビュが。なんだかこの光景見たことあるな、と。
　思い出しました。新海誠の映画「秒速5センチメートル」で主人公が両毛線に乗るシーンがありました。立ち食い蕎麦屋があり、映画そのまんまでした。これには感動。
　さて、お次は水戸線なんですが、これの記憶がない（笑）。なんだか長かったなという記憶ばかりで。
　友部駅は１分乗り換え。わりと走りましたね。もうなんだか飽きてしまって、常磐線で帰ってきました。ちなみにE531系は今日初めて普通車に乗ったのですが（グリーン車お試し期間中、ただで乗れるグリーン席に何度も何度も馬鹿みたいに乗ったので、一般座席に座るのは初めて）、中央線E233系と同様座り心地がE231系より断然良くなってます。土浦からは増結してクロスシートを確保できたので、長時間乗っていてもそんなに疲れませんでした。
　次回への教訓としては、なるべく友人などで行くといいかなと思います。一人だとしんどい。あと、途中下車したいという欲求を押さえるのがわりと大変でした。