2007-01-01から1年間の記事一覧

中央林間行ってきました

昨日、思い立って田園都市線の端っこの方まで行ってきました。写真は長津田の車両区で見かけた東急池上線の新車、東急7000系電車です。こどもの国から恩田まで歩いたけれど、途中住吉神社なる場所へ寄ってみたり、変な自動販売機があったりとなかなか楽しめ…

久住四季著「トリックスターズC Part1」電撃文庫

さて、今までずっと絶賛してきた久住四季のトリスタシリーズももう最終話です。トリスタに関しては早く読みたいという気持ちと、僕としては珍しくこのシリーズとは別れたくないという不思議な心境が交錯して、どうもなかなか読み進められないで居ました。そ…

ふぁあ

今日は個人的な最難関の山場でした。昨日体調を崩していたこともあり、今朝方はチョコレートみたいな卵からミミズみたいな子供を産むという意味のわからない夢を見(フロイト的にはどうなんだろう)、何かと心配事が山積みでしたが、なんとかなりました。明…

学園祭二日目

今日もお祭りでした。なんだか体調崩し気味です。昨日の夜鼻血出て、つい先ほどもお風呂が少し血で滲みました。疲れていると鼻血出る体質なんですよね。いろいろ学園祭は激務で、おまけに寒いので、やや具合悪いのでしょう。今日は早く寝ます。 [rakuten:l-s…

はまってしまいました……

最初に食べたときはもうきっと食べないだろうなと思っていたラーメン二郎、気がつけばあの時からもう三回も二郎に行ってます。だんだん食べるのが楽になってきましたね。これも成長と言うべきなのでしょうか。結局目黒店しか訪れてないですが、なかなかはま…

浅暮三文著「実験小説 ぬ」光文社文庫

以前、このブログで彼の「ダブ(エ)ストン街道」を絶賛したような記憶がありますが、こちらも素晴らしい作品です。短編なのですが、どれもこれも魅力的で彼独自の世界観が滲み出して居るんですよね。本当、こういう小説はセンスがないと書けない。要するに…

夢野久作著「少女地獄」社会思想社

(夢野全集「悪魔祈祷書」に収録) 前半は夢野にしては読みやすいな、これは面白いなと思いきや、やはり後半から夢野ワールドが炸裂しました。まったく訳の分からない(と言っては失礼かもしれませんが)キチガイ地獄です。まあ、このような意味の掴めない雰…

コミティア82無事終了。

国際展示場へ出かけた皆様、お疲れ様でした。そして買ってくれたみなさん本当にありがとうございます。 売れ行きはいまいちでしたが、まあ初参加なのでしょうがないのではないでしょうか。何よりもコミティア販売側の空気を体験できたので非常に意義深かった…

東TOKYOはバス天国

今日は船堀のタワーに登った後、船28系統で篠崎まで行きました。日野中型(もやしじゃないよ)ばかりの路線で、狭い銀杏並木を豪快な運転で駆け抜ける面白い路線でした。 また、都07系統を軸として江東車庫の富士重工に何回か乗りました。中でもE407は座席がセ…

COMITIA準備中……

ただいまコピー本の印刷、今日大学から帰ってすぐに始めて、残すところ4部となりました(計40部印刷)。なんとか間に合いますね。良かった。

ジロリアン・ナイト

二郎という食べ物を知っていますか? ラーメンではなく、二郎という食べ物です。小麦粉を固めたような太麺、てんこもりの野菜、スープに浮かぶ油。 関東各地に存在する二郎。一度鍋二郎パーティーが開催されたことがあって、それで食したのですが、店で直接…

有栖川有栖著「月光ゲーム」創元推理文庫

最近ブログが毎日更新から隔日更新になっている気がする……なんとかせねば。 有栖川は「マジックミラー」がとても良くて、他のも読もうかなと思っていたけれどもなかなか読めていなかった作家で、今回が二冊目となります。トリックの派手さには欠けるかと思い…

コミティア サークル参加情報

サークル名:くらげの天ぷら スペース:は12b 販売品目:以下のとおり。 →オフセット本「闇夜のステップ」 値段未定 ミステリーとファンタジーの短編集です。 掲載内容 ・世界で一番素晴らしい(茅上枢) サークルの友人(女性)の作品です。本人がヤンデ…

阿部和重著「ニッポニア・ニッポン」新潮文庫

これは面白い! プロットとしては、若き青年が思い立って佐渡島へ鴇を殺害しに行くというだけの話なんですが、天皇制をトキのようだと批判したり、中国種だか日本種だかよく分からない鴇の血統について、日本人それ自体の文化人類学的アプローチを試みたり、…

うわぁぁ。

ただいま、コミティアに向けてコピー本制作中です。 オフセット本は無事届きました。これで、当日何も売っていないという事態は避けられます(笑)。 さて、コピー本は間に合うかどうか・・・。

ローゼンメイデンは面白い。

巷で話題になっている麻生太郎氏の推薦図書、ローゼンメイデンを五巻まで読んでみました。 いや、これは面白い。 ギャグっぽい箇所が多くて驚きましたね。もうちょっと真面目腐ったマンガかと思いきや。しかしギャグと真剣にやる箇所のバランスが凄く絶妙に…

夏目漱石著「倫敦塔」新潮文庫

なんなんですかこれは(笑)。 冒頭は倫敦塔についての記述がずっと続いていて、もの凄く倫敦塔が格好良く描写されているな、これは参考にするべきだなと思っていた矢先に、ストーリーはどんどん妄想話に突入。漱石著に夢十夜に匹敵するほどの暴走(?)ぶり…

早稲田大学学園祭

行ってきました、早稲田。 どうも道尾秀介氏の講演会があるとかないとかで、実際に行ってみたら講演会が開催されるのは土曜日だけだったらしく、日曜日は特にめぼしい行事はありませんでしたな。まあ、私の大好きな石破茂の講演会があったらしく、厳重警備の…

米澤穂信著「氷菓」角川文庫

角川学園小説大賞出身らしいです。原稿200〜350枚か……送ってもいいな(笑) ってなわけで感想ですが、前々から米澤穂信は凄い! 等の評判を多数聞いていたため、期待して読んだのですが、率直な感想を言う限りミステリーとしてはいまいちでした。最初…

西洋式御彼岸。

なんかデパート行くとカボチャとかあるけれど、実感として今日がハロウィンだったことなどまったく印象に残らない。むしろ生物の実験でショウジョウバエをマッチの先端ですりつぶしたり、麻酔で気を失ってはいるものの足がひくひく動いているショウジョウバ…

江戸川乱歩著「続・幻影城」光文社文庫

こよなく探偵小説を愛した江戸川乱歩渾身の一作です。東洋問わず当時の探偵小説が網羅されたすんごい本。中でも類別トリック集成は圧巻で、その当時の探偵小説に存在していたトリックを類別し、簡単に紹介したというまさにミステリーのカタログ。推理小説を…

バスコレ、臨港バス限定版発売

車種はいすゞキュービックと日野ブルーリボンですよ。キュービックのバスコレって今までなかったような……。11彈がキュービックだという噂は耳にしていましたが、それの先行発売という形となるのでしょうか。詳しくはこちら→http://www.rinkobus.co.jp/good…

久住四季著「トリックスターズM」電撃文庫

なんだか最近のレビューがライトノベルばっかりだって? まあ、気にしないでくださいな。これは下手な文学作品を優に超える名作シリーズです。 前回のトリックスターズDはミステリー的に神作品でしたが、今回は良きライトノベルとして纏まっている感じかな…

中村九郎著「樹海人魚」ガガガ文庫

別に100%ジャケ買いしたわけじゃないんですが。確かどこかの大学のミス研のレビューコーナーにあったという記憶を頼りに買ったんです。ええ、話がさっぱりわからなかった。どうやら私はこういう伝奇物は向いていないらしい。「らっきょ」はまあまあ面白…

今日は色々酷い目にあった。

昨日、コーシン出版へ入稿に行ったところ、駄目出しをくらって再度行く羽目に。 今日は授業がないかと思っていたら、雨が降ってとある行事が延期になったため、授業がありますとのこと。仕方ないから受けました。 それからコーシン出版へ提出。いつもそうで…

COMITIAの時期です。

明日出版社に行き、オフセット本を入稿する関係で、今日はWordと格闘しておりました。本当にワードは使いにくい。一太郎で良ければもっと作業は簡単に終わったのに。今の時代、創作を趣味とするなら必要なのはマイクロソフト社製品ではなく一太郎ですよ。勝…

荻原浩著「噂」新潮文庫

うーん、ラストのどんでん返しが凄い云々という噂を聞いてミステリーとして読んだのですが、わりと予想できるオチでやや萎えてしまいました。このオチはアリだとは思うのですが、やや陳腐。どうせならもうちょっときっちりミステリー的伏線を張って推理小説…

マックスコーヒー神奈川上陸!

チバラキ県でのみ販売されていたMAX COFFEE、東京や埼玉には進出したのですがなかなか神奈川県には来ませんでした。どうもジョージア(コカコーラボトラーズ)の販売について神奈川県は関東ではなく中部扱いらしく、領域が違ったのでなかなか入らなかったの…

小酒井不木著「小酒井不木集 恋愛曲線」ちくま文庫

表題作を含め数多くの短編を収録。この本、わりと入手困難でネットで本を購入しない僕は探しに探した挙げ句、池袋の古本屋で1800円で手に入れました。 表題作「恋愛曲線」はとある怪しい医者の物語。詳しく語るとネタバレになってしまうので控えますが、ラス…

シェイクスピア著「コリオレイナス」ちくま文庫

友人の薦めで読んでみましたが、物語構成法の基礎中の基礎をこれでもかというくらいしっかり押さえている名作ですね。起承転結が非常にすっきりしていて、盛り上がるところなど、本を読んでいて非常に盛り上がれました。小説創作をしている人は是非ともシェ…