ドイツ・ビアライゼ(6−3)Lemke

SバーンでHackescher Markt駅に移動、駅高架下のレムケというおしゃれなクナイペに入店。煉瓦作りの店内はやや暗めでろうそくの明かりがきらめき、バイエルンのクナイペとはまた違う新しい雰囲気が漂っていた。 どうやら新興の醸造所であるらしく、創立も19…

ドイツ・ビアライゼ(6−2)ドゥスマン

ユダヤ人博物館を見学した後はチェックポイントチャーリーを通ってフリードリヒシュトラーセ駅の近くにあるドゥスマンという本屋を訪れた。CDやDVDを含め、本が四階建ての広い建物に売られている店である。当然ながら、日本のマンガを売っているコーナ…

ドイツ・ビアライゼ(6−1)ユダヤ博物館

翌朝、再びケルン中央駅に戻り、今回の旅行最後となるICEを待つ。ベルリンまで約4時間、ドイツの西から東へ移動する大旅行だ。混乱はあったものの、なんとか着席することに成功。ドイツ北部の長い旅が始まった。 ICEにはボードビストロという食堂車が…

ドイツ・ビアライゼ(5−4)Frueh

ケルン大聖堂の周囲を散策したあとは「fruh」というクナイペに足を運んだ。観光ガイドにも掲載されてる人気店であり、店の名前は「朝食」という意味だが我々は夕食を食べた。ケルンの半径50km以内でしか醸造されないケルシュというビールがあり、200ml単…

ドイツ・ビアライゼ(5−3)ケルン大聖堂

ホテルに預けていた荷物を受け取ると、フランクフルト中央駅よりICという特急列車に乗ってフランクフルトの街を出発。客車特急なのだが揺れは少なく、加速がとても速いので快適だ。ICEよりも座席がふかふかしているので、こちらを好む旅行客も少なくな…

ドイツ・ビアライゼ(5−2)Zwoelf Apostel

ゲーテハウスの後はこれまた去年も訪れた「Zwoelf Apostel」というクナイペに移動。ここはフランクフルトで初の自家製ビール醸造施設を付随しており、白ビールと黒ビールが楽しめる。コースターの裏にメッセージが書かれていて、昨年は「ビール一杯でやめた…

ドイツ・ビアライゼ(5−1)ゲーテハウス

フランクフルト三日目は市内観光から幕を開けた。早朝にTaunusanlage駅よりベートーベン、ハイネ、シラーなどの像がある公園を散策し、シラーは無事に発見したのだが、ベートーベンは見つからず仕舞いでそのままグーテンベルグ像やロスマルクトへ移動。 ゲー…

ドイツ・ビアライゼ(4−2)Solzer

ザールブリュッケンでバーガーキングに立ち寄り、ICEでちょっとした座席のトラブルがあったものの、なんとか解決。フランクフルトに戻ってからは去年も訪れたフランクフルトの旧市庁舎広場や大聖堂などを見学してSolzerというクナイペへ向かった。中庭の…

ドイツ・ビアライゼ(4−1)フェルクリンゲン製鉄所

朝食はミュンヘンもフランクフルトもほとんど同じである。この宿の場合、タイ米と肉まんのようなものがあったが、基本的にはハムやチーズを味わった方がいい。あと、必ずといっていいほどマルチビタミンというオレンジ色の飲み物がでてくる。まあ、良くある…

ドイツ・ビアライゼ(3−3)Zur Stalburg

フランクフルトはマイン川に沿って核となる線路が環状に走っていて、各郊外から集まってきたSバーンが中心市街地をぐるっと周り、東駅で終点を迎えるようになっている。日本では在来線が地下鉄に乗り入れてようやく中心市街地の各駅で降車することが可能と…

ドイツ・ビアライゼ(3−2)タウヌステルメ

さて、ICEで行くバイエルンの旅を続けよう。2時間ほど列車に揺られると、牧場地の続く窓外に高層ビルの立ち並ぶ地域が見えてきた。マイン川沿いのフランクフルト、という意味でフランクフルト・アム・マインと呼ばれる街である。人口はそこまで多くはな…

ドイツ・ビアライゼ(3−1)DB博物館

ドイツ旅行も三日目となる。毎日のようにビールを飲んでいるのだが、味わえる量でやめているし、なによりもいい酒は悪酔いしないのだ。早朝、二日間利用したミュンヘンの宿に別れを告げ、ミュンヘン中央駅へと向かう。 ケルン行きのICEがニュルンベルグやフ…

ドイツ・ビアライゼ(2−4)Paulaner am Nockenherberg

パウラーナーの赤と黒のラベルはミュンヘンなら市街地のどこでも見ることができるし、日本でも購入可能なメジャー商品である。マリエンプラッツよりもさらに東へ行ったところにパウラーナーの巨大な工場があり、その工場に隣接する形でクナイペが存在する。 …

ドイツ・ビアライゼ(2−3)ドイツ博物館

イザールブロイを満喫した後はSバーンで一度中央駅まで戻り、トラムに乗ってドイツ博物館へ足を運んだ。この博物館、ドイツの技術的な進歩を紹介するもので、とにかく広大なのである。どのくらい広大かというと、午後一番に行ってわりと早足で展示を見回っ…

ドイツ・ビアライゼ(2−2)Isar Braeu

ニンフェンベルグ城の近くからAidenbach Strasse行きのバスがあったので飛び乗り、HolzapfelkreuthでUバーンに乗り換え、HarrasでSバーンに乗り換えた。Grosshesselohe Isartalbf駅は四つ目である。 途中、Siemenswerkeという駅があった。日本の鉄道ファン…

ドイツ・ビアライゼ(2−1)ニンフェンブルグ城

ミュンヘン市内は交通機関が発達している。これはだいたいどの都市も同じなのだが、地下鉄(Uバーン)や近郊電車(Sバーン)、路面電車、バスの切符が共通となっていて、だいていの場合は一日乗車券を買うのが最もお得となる。一回のみ使う場合はミュンヘ…

ドイツ・ビアライゼ(1−2)Hofbraeuhaus

ミュンヘンの宿に着いたらもう夕方になっていたので、特にこれといった観光をする時間はなく、そのまま飲み屋へ行くことにした。まず最初に向かうのは、ミュンヘンで最も有名なビアホールである「ホフブロイハウス」である。ここはもう、あらゆる観光ガイド…

ドイツ・ビアライゼ(1−1)出発

オーストリアはドイツ語でオー(ウムラウト)スタライヒと発音するので、まずオーストラリアと間違えようがないのだが、日本語表記にするとどうしてもややこしくなる。ウィーン空港では自虐ネタというかなんというか、「オーストリアにカンガルーはいません…

「夕焼小焼」の「小焼」って何?

本日、就職活動のため早朝に八王子駅到着。 なんと駅ナカで武蔵野うどん食えるんですねここ。駅ナカグルメ追加でございます。味の方は……なんというか、コシが足りなかったwうどん食いながら発車メロディーを聞いていたのですが、これが「夕焼小焼」という童…

夕焼け「小焼け」考

長らく放置していてごめんなさい。 5月頃には再開できるかと思います。今日はたまたま文章が書けたので貼っておきます。

ごめんなさい

コメント返信、更新できずにごめんなさい。 現在、他のブログ設営と自身の就職活動のため、当ブログが放置状態になっています。 そのうち復活しますので少々お待ちください。

GO!GO!選挙

この動画が今年の成人式で配布されたそうです。なんだか絶望的な気分になります。とりあえず、この年の成人でなくてよかったな、というのが率直な感想で。 実際問題こんなに明るい選挙は存在しないわけで。民主主義の基本が多数決だというような考え方が浸透…

どうぶつはまりん号

2008年3月、日吉〜中山間に横浜市営地下鉄4号線通称グリーンラインが開通した。 日吉からセンター南北までわずか10分程度。その利便性より、我が家の休日における買い物先も従来の川崎から港北ニュータウンの方へシフトするのではなかろうかと考えら…

メイド論

いまやオタク文化の象徴ともいうべき存在となったメイドだが、実際のオタクに聞いてみるとメイド文化との関係は希薄だったり、全く興味なかったりする。作品世界におけるメイド、秋葉原にはびこるメイド喫茶など幅広く扱ってみたいと思う。 以下、まほろまて…

今回もコミケ出展します!

といっても委託という形ですが。 3日目「西れ09a」にて人気漫画(+アニメ)「けいおん!」の二次創作作品を配布いたします。現在印刷中。 今のところ無料にする予定ですが、ひょっとしたら100円になるかもしれません。 既刊は涼宮ハルヒの二次創作を置…

松田美智子著「完全なる飼育 メイド、for you」幻冬舎アウトロー文庫

全く予備知識なしで読みました。どうやら人気のシリーズ第7作目のようで。竹中直人が毎回出ているとか何とか。 えーっと、感想から言えばタイトル負けです。これ、もっとドロドロな展開を予想していたのですが、途中からあっさり純愛系の「いい話」に落ち着…

飯野文彦著「バッド・チューニング」早川書房

角川ホラー大賞でかの「バトルロワイヤル」よりも物議を醸してとうとう出版に至った飯野文彦「バッドチューニング」が最高にキチガイだった。序盤から主人公が狂っていて、物語で「起承転結」があるとすれば、「転」の部分はひたすら主人公がババアのケツを…

「リトルバスターズ! ノベルアンソロジー」一迅社

全体的に、キャラクターの研究はわりとみなさん努力しているようで、コミカルなシーンは良かったんですが、シリアス路線に向かうと麻枝さんには到底かなわないようです。 クドが名探偵になって事件をアホらしく解決する話はわりと楽しめました。しかし、最後…

松智洋「迷い猫オーバーラン」スーパーダッシュ文庫

表紙はいいのに中のイラストは残念。作品の内容はもっと残念すぎる……。 こういう作品ってアニメ化しちゃった方が案外面白くなるのかもしれませんね。「生徒会の一存」とかとくにそうですし。 とりあえず、ギャグ路線で行くならギャグ路線で突き進んで欲しい…

壱月龍一著「ラのべつまくなし」ガガガ文庫

さて、やってまいりましたガガガ文庫の大収穫作品! ガガガ文庫は一方で絶望的につまらない作品が存在していながら、こういった超傑作も輩出してくれるレーベルです。 読んでいる最中、先が気になって気になってしょうがなくなり、もう大興奮でした。読後感…